みなさま、ごきげんよう。
ポケモンSVでLv1同士のポケモンを戦わせる試み、通称#レベル1対戦の普及を目論んでいるナナホシです。
Lv1ルール、楽しんでおられるでしょうか。
この記事は、9/21(土)に開催された関西の大規模オフ「蒼炎」に参加したときのレポートとなります。
蒼炎は今回で2回目とのことですが、運営含めると200人規模のオフとなり、全国でも稀に見る代表的な大規模オフの一つと言えるのではないでしょうか。
今回の記事は3部構成となっております。
- 蒼炎#2で使った構築紹介
- オフを兼ねた大阪旅行レポ
- あって良かった持ち物
それでは早速、本題の構築紹介へ!
はじめに
やっぱり大会に出るからには、自分の好きなポケモンを活躍させたい!
自分の「推し」とともに参加する大会は、きっと充実したものになるだろう!
そう思って構築を組み始めました。
ところで皆さんは、私の好きなポケモンを知っていますか?
そう、ジラーチじゃな!
ジラーチはルビー・サファイア時代に登場した幻のポケモンで、全国図鑑はNo.385の鋼・エスパータイプを持つポケモンです。
七夕をモチーフにしており、3つの短冊が付いた星型の被り物のような頭部がチャームポイントの、可愛らしいポケモンです。
ナナホシというハンドルネームには色々な意味が込められているのですが、そのうちの1つが「七夕・北斗七星」ということで天体モチーフの名前なんですね。
天体観測とか天文学が好きなので、ジラーチの持つ神秘的な設定にとても感銘を受け、愛くるしい姿も相まって大好きになりました。
でも残念ながらジラーチは大会に出られませんので、やむなく別の構築を組まざるを得ませんでした。
①使用構築の紹介
コンセプト
【命中率100%のネズミざんで等倍ポケモンを一撃で倒す】
イエッサン♂@気合のタスキ
シャドーボール ワイドフォース 癒しの願い 重力
何を隠そう今回の構築は重力パとなります。命中率100%の状態で放つネズミざんで、岩・鋼・ゴースト以外のポケモンを絶対に一撃で葬り去ることを命題にしております。
イエッサンは【重力+自主退場技】が使えるポケモンで最速、かつサイコフィールドを展開することで相手の先制技を封じることにも一役買っています。
仕事は、初手に繰り出して重力を打ち、癒しの願いで自主退場するだけです。
相手の方が遅く、シャドボやワイフォが通る相手には攻撃したりします。
が、なかなか先発に出したいと思える場面がなく、そもそも6試合中1回しか選出していません。
その1回も先発ではなく2匹目に持ってきてたのですが、狙い通りの動きができて勝てました。
何が狙い通りなのかは後述。
オオニューラ@サイコシード
軽業 意地っ張りASベース 💎鋼
フェイタルクロー 地獄突き 剣の舞 インファイト
イエニューラ軸を警戒させるためだけに忍ばせた猫。一応、イエニューラ軸としても機能するよう技は最低限のものを揃えています。特に語るべくもない普通のイエニューラ構築だと思わせます。
ポケモンバトルデータベースによりますと、昨今の環境では悪にテラスすることが多いらしいので、相手のクエスパトラ軸やゴースト・鋼全般をけん制しておきたいという狙いで入れました。
私自身もうまい立ち回りがよく分かってなく、本当にただの見せポケで選出回数はゼロです。Lv1ルールではよく使うポケモンなんですけどね。
ブリムオン@イバンのみ
マジックミラー 控えめHC 💎電気
重力 ミストバースト マジカルフレイム ほっぺすりすり
とは言え全ての重力始動を1匹だけに任せるのは心もとなかったため、プランBを用意していました。それがこのブリムオン。
ブリムオンとアカツキガチグマを並べておくことでトリル偽装し、イッカネズミより遅い中速ポケモンを誘ったり、トリル警戒して謎ムーブをかましてくれることを願っていました(願望)。
事前に試運転していた段階で、ステロ+ドラテやあくびのループが厄介だったため、これらを対策できて、かつ【重力+自主退場技】が使えるポケモンを探した結果、ブリムオンに行きつきました。
耐久はHを振るだけで結構いろんな技を耐え、しかも都合の良いことにちょうどHPがイバン発動圏内へといい感じに削れてくれるので、重力→ミストバーストはそこそこ決まりました。
マジフレとほっすりは、何らかの事情でミストバーストが打てず起点にされてしまうことが万が一にもないように仕込んでいます。
テラスは切りません。テラスタイプが電気なのは、その辺の適当なレイド個体を捕まえてきたからです。
ゾロアーク@こだわりメガネ
イリュージョン 臆病CS 💎ゴースト
恨みつらみ トリック ハイパーボイス 気合玉
ここからが本構築の主力となります。
私ナナホシはどちらかと言えば自己肯定感は高い方だと思っていますが、たとえナルシストを気取っていたとしても決してポケモン対戦が上手いとは呼称できない腕前です。
冒頭でお話していたように私の専門(?)はもっぱらLv1ルールでして、Lv50で戦う通常のランクマは剣盾に入ってからほとんどやらなくなりました。
そんな私が、ランク2桁3桁の圧倒的強者が集まるこの大会に、プレイングで勝ち進めるとは毛頭思っておりません。
つまり、イエニューラ偽装、トリックルーム偽装、ゾロアーク偽装など、ありとあらゆる偽装を施し、相手が強いと分かっているからこそ相手の強さを信頼して択を押し付ける徹底的な偽装を尽くして、勝利をもぎ取ろうと思ったのです。
このヒスイゾロアークは、そんな私の思いに100%答えてくれました。
このゾロアークの神髄は2匹目に出すことにあると思っています。
【見せ合い時点での誤認】
相手がそこそこ対戦に通じる強者であれば、相手目線「イエニューラ軸」と「トリル軸」が見えているはずです。
そのうえで更にヒスイゾロアークが見えているため、初手で特性がバレてしまうイエッサン以外は、誰が1匹目に来てもおかしくないように見えているだろうと考えました。
イエニューラ軸にいるオオニューラでさえ、サイコシード持ちもいればタスキやジュエル持ちなどもいて一辺倒ではないのです。
そして相手の実力が分からない大規模オフ会では、ありとあらゆる選出を警戒しなければいけないはずです。
【重力始動後の誤認】
例えば初手にブリムオンを出すと、恐らく相手は「補助技を打って良いゾロアークか、トリル展開するブリムオンか」の択に迫られるはずです(私は強者じゃないので分かりませんが)。
恐らくどちらでも対応できるよう、普通に攻撃してくるのではないでしょうか。
一方こちらのブリムオンは重力を使います。
私が重力を打った瞬間に、6試合行った全プレイヤーが噴き出したり笑みがこぼれたり、あるいは宙を仰いで長考しだしたりと、様々な表情が垣間見れたのはとても面白かったです(ドS)。
しかし重力の効果が ①飛行・浮遊効果がなくなる ②命中率が1.67倍に上昇する ということが分かっているプレイヤーなら、2匹目にイッカネズミが出てきたときに「あ、なるほどな」と思ってくれます。
わざわざ重力を使ってイッカネズミを出すということは、恐らく「広角レンズ」ではない、というところまでは読めるはずです。タスキか、王者の印か、もしかしたらこだわっているかもしれない、といったようにイッカネズミの持ち物が何かという考察に入るだろうと考えました。
ですがこの2匹目に出したイッカネズミこそが最大の偽装であり、こいつはゾロアークなのです。
この対面になったとき、相手の方はほぼ全員鋼タイプかゴーストタイプのポケモンに交換してきましたので、そこに後出しを許さない眼鏡うらみつらみが刺さります。
サーフゴーなら確1、HDに特化したブリジュラスでも確2が取れますので後出しを許しません。これが決まれば勝ったも同然です。
つまり重力+ネズミざんというギミックすらも偽装なのです。
この構築の本筋は、イッカネズミが苦手とする相手をゾロアークで狩り、イッカネズミをフィニッシャーとする、ただ高火力を押し付けるだけの非常に単純な構築となっております。
したがってテラスタイプはゴーストで、最高火力のうらみつらみをお見舞いします。
シャドボにしない理由として、万が一相手に耐えられたときに、相手が物理アタッカーならうらみつらみの追加効果でAダウンさせ生き残ることができるからです。
イッカネズミ@ぼうごパッド
テクニシャン 陽気AS 💎鋼
ネズミざん おかたづけ 電磁波 かみつく
最大の天敵であるサーフゴーをゾロアークで突破し、満を持して3匹目に登場するのがイッカネズミです。
テラスタルタイプと持ち物は最後まで悩みましたが、いくつもの仮想敵を熟考しダメージ計算を回していたところ、現環境に存在する使用率トップのポケモンに対しては、これ以上ネズミざんの火力を底上げするための工夫は必要ないと判断しました。
ほとんどのポケモンは命中率100%のネズミざんで一撃ですし、鋼タイプであってもB特化していなければ大体が2発で倒せます。
逆にB特化していればイッカネズミを一撃で倒す術はないはずなので、お片付けしたり電磁波+かみつくを打ってまひるみゲーミングに突入することも可能です。
ちなみにサーフゴーが天敵と言いましたが、耐久無振りのサーフゴーであればかみつくが確2となります。
【テラスタルタイプ】
鋼、毒、ゴーストの3つで悩みました。
要するに「誰を受けたいか」という話になります。
毒は相手の格闘技を、ゴーストは格闘技とゴースト技を透かせるのが非常に優秀ですが、どちらも耐性が多いわけではありませんから、幅広い受けというよりピンポイントな使い方をしますよね。
また、もしゴーストテラスしてしまうと、相手目線うちのPTにゴースト技が一貫してしまう恐れがありました。
一方、鋼テラスは格闘技が一貫してしまうものの、環境に多いドラゴンタイプの技を半減にできるというメリットがあります。私はここに強みを感じました。
実際、イッカネズミと対峙したほぼ全ての相手に、地面技や格闘技が打たれる場面はありませんでした。地面技を打つぐらいならスケイルショットを打ちたいはずですし、相手がイッカネズミのテラスをゴーストで読んでくれれば格闘技が打ちづらいはずです。
特にカイリューやガブリアスと対峙した場面ではほぼ全員がドラゴン技を打ってきてくれましたので、鋼テラスでの切り返しに成功しました。
しいて言えば、持久力ブリジュラスのボディプレスに打つ手がなかったぐらいですが、この型のブリジュラスはゾロアークで見ると決めていたので問題はなかったです。
【道具】
こだわりスカーフ、王者の印、防護パッドの3つで悩みました。
こだわりスカーフであれば、鋼テラスしたあとスケショを耐え、Bが下がった相手に上からもう一度ネズミざんを叩き込むことができて良いと感じていました。
王者の印は、更に上振れを狙える道具として非常に魅力的でした。
しかし環境にガブリアス(鮫肌)とウルガモス(炎のからだ)が多いことや、ゴツメカイリューがまだ一定数存在していることを考えると、接触技を非接触にし場持ちを良くさせる防護パッドが優秀だと結論付けました。
実際役に立つ場面は少なかったですが、6試合中5人の方がカイリュー入りで、残り1人も別のポケモンにゴツメを採用していたことから、ゴツメの脅威に怯えず命中100%のネズミざんを打てるのは気分爽快でした。
アカツキガチグマ@突撃チョッキ
心眼 臆病CS(最速) 💎格闘
ブラッドムーン 大地の力 気合玉 真空波
おそらく誰も予想していないだろう最後の偽装は、最速・格闘テラスガチグマです。
技範囲としてはノーマル・地面タイプと優秀で、そこに格闘タイプと聞けば一見技範囲が被ってしまうと思われがちなのですが、唯一の天敵かつ環境にそこそこいる【風船サーフゴー】を徹底的にメタるための型となります。
また、イッカネズミがどうしても通しづらい相手への、サブのフィニッシャーとして搭載しました。
通常のガチグマなら風船サーフゴーを突破する手段は乏しいですが、気合玉を覚えたこのガチグマであれば対面1ターンで処理が可能となります。
もし重力が発動できず、しかもゾロアークが相手の風船サーフゴーを倒せなかったら……という最悪の場面を想定すると、フィニッシャーであるイッカネズミとガチグマは、どちらも崩せない可能性がありました。
ダメ計上では、イッカネズミのネズミざんとかみつく、またはガチグマのブラムと大地でほぼ全ての相手を突破できることは分かっていましたが、そのどちらにも対応するのが気合玉の搭載です(同様の理由でゾロアークにも気合玉を覚えさせています)。
また最速CS(S実数値114)というのも魅力的で、この調整は様々なポケモンを抜くことができます。
例えば代表的な例だと、(いるかどうかは知りませんが)ガチグマの大地+真空波耐え調整をしている鈍足のブリジュラスは、格闘テラス気合玉で上から倒すことができます。
要するに無振り85族は全員抜けますので、HAゴリランダー、耐久サーフゴー、耐久サーナイト、無振りエアームド……等々は上から抜けます。
また、この技構成だとコノヨザルやミミッキュにドレパンされるのがしんどかったのですが、ノーマルテラスを採用しないことで格闘技も耐えることができ、返しのブラムや格闘テラス気合玉でゴリ押せます。
ハイパーボイスを警戒して皆さん鋼テラスを切ってくれますし、身代わりをされることもありません。
そしてこの気合玉は重力によって命中100%になるので、重力とも相性が良く、命中不安におびえることなくノーリスクで威力120の技を連打することができます。
逆に重力下だと大地の力が腐ることもありましたので、ムーンフォースなどで技範囲を広げるか、チョッキをやめて補助技を入れるのもアリだったかもしれません。
一応、CS振りだと特殊耐久がびっくりするぐらい脆弱だったのでチョッキにしました。気合のタスキでも良かったのですが、イエッサンに採用していたため見送りです。
と言ったように、オフという1回きりの舞台だからこそ、偽装に偽装を重ねて相手を翻弄し、ズルく貪欲に勝ちを狙うスタイルで臨みました。
基本選出と考え方
【先発】
- 相手にドラゴンが2匹以上いる→ブリムオン
- 相手が受けル→ブリムオン
- ステロ撒きそうなのがいる→ブリムオン
- ブリジュラスかサーフゴーがいる→ゾロアーク(眼鏡うらみつらみ)
- S110を超えるポケモンがいる→イエッサン(タスキで耐えて重力)
【後発】
【動かし方】
- 重力
- 自主退場
- 残り3ターンで高火力を押し付ける短期決戦
以上が、本構築の机上論となります。
ラスト3ターンで相手のポケモン3匹をもっていくため、受け出し等の調整は考えておりません。
レギュレーション
全7試合のうち4敗で強制ドロップというルールでした。
レギュレーションHのシングルバトルです。
予選はBO1スイスドロー、本戦はBO3の勝ち抜きトーナメントです。
私はそれほどランクマもやらないどころかLv50の対戦すらあまりしない人間なので、1勝を目標にしていました。
え、Lv50対戦すらしないってどういうこと!?
と思ったそこのアナタ、ナナホシは普段こんなことをしていますので良ければご覧になってください。
戦績
予選 2勝4敗 × × × 〇 〇 × 棄
机上論が全てうまくいってたら全勝も夢ではありませんでしたが、結果はご覧の通りなので、つまり構築力もお察しということです。解散!!!
まぁでも本当に目標が1勝だったので、2勝もできたことは大変嬉しく、構築の手ごたえを感じていたところです。
もっと改良して苦手分野をなくせば、ランクマでも通用すると思いました
構築画像の通りレンタル公開しているので、使ってみたい人はどうぞお使いください。
②オフ含む大阪旅行レポ
ここから写真多めの普通のブログになります、よろしくお願いします。
身バレもクソもないけど在住都市はバレてるので改めて紹介しますが、私は鹿児島県在住です。
蒼炎の舞台は大阪ですが、鹿児島から大阪へ行くのに車でおよそ800km、込み具合や休憩を入れる回数次第では運転時間12時間を余裕で超えます。
ちなみに大阪から東京までは約500km、車で6時間程度。
大阪から宮城県仙台市が約800kmなので、新大阪を起点とすると鹿児島市と仙台市がちょうど同じぐらいですね。
鹿児島中央駅から新大阪駅までは、九州・山陽新幹線でおよそ4時間強となります。
交通費は片道約2万円、往復4万円の旅行となります。
ホテル代まで入れると、正直かなり出費が痛いです。
仙台市より北の地方からお越しになった方はいらっしゃいますかね、相当な苦労をされたかと存じます。
私は新幹線という手段を使って向かいました。
片道4時間以上かかる旅ですので、一切の忘れ物は許されません。あらゆる記事を読み、あらゆる準備を想定しました。
初めてオフに行かれる方へ、最後に「あって良かった持ち物」を紹介していますので、読み進めていただければ幸いです。
蒼炎に出るきっかけ
そもそも私は社会人になってからポケモンオフに出たことがなく、遠い南端の鹿児島県というところに住んでしまった宿命もあり、遠征は極めて厳しいどころか二度と行けないのではないかと思っておりました。
オフ自体は興味あるどころかどちらかと言えば行きたくて仕方がないぐらい寄りの人間だったのですが、社会人になってそこそこ責任あるポジションにつき、家庭を持ち、家を建て、なんだかんだしてたら自宅と会社を往復するだけの毎日を送る社畜と成り果てていました。
そんな中、私のフォロワーさんの一人であるハンマーさんが、今年の1月に関東の大規模オフ「雷撃」のレポを書いているのを拝見しました。
実はこちらのブログに名前が挙がっているLv1同好会の主催をしているのが私ナナホシです。
ブログではLv1ルールの談義にも触れていただいて、日ごろからLv1同好会の運営にも協力してもらっていたハンマーさんに紹介していただいたことで、私もオフに出たい欲が沸々と再燃してきました。
そんな中、日ごろから仲良くさせてもらっている、同じくLv1同好会のさきさんから、「関西でオフやるんです、一緒に行きませんか」と猛烈なお誘いを浴びることとなりました。
実は私の実家が大阪にあり、何なら生まれ育った町ですので鹿児島より慣れていることもあって、何よりホテル代が浮く(大事)ことも考え、非常に悩み、考えました。
でも、このお誘いを断れば次は無いかもしれない。
オフは毎年あるだろうけど、また同じメンバーで行けるとは限らない。
今年、このオフに参加しなければ、皆と笑い合える機会を永遠に逃してしまうかもしれない!
そう思って、オフへ行く決断をしました。
ここに名前が挙がっているハンマーさん、さきさん、オルフェさん、たまらしさんは皆様ありがたいことにLv1同好会に所属していただいており、特にハンマーさんとさきさんは同好会設立時からいた初期メンバーです。
今回、諸般の事情でハンマーさんがお越しになれなかったことは残念で仕方ありませんが、次はぜひハンマーさんが得意とする地方でのオフに私から会いに行きたいと思います!
蒼炎行きを後押ししたブログ
私は普段の旅行に行く際、徹底的に事前情報を仕入れ、予約できるところは可能な限り予約し、交通手段、運行時間等のタイムスケジュールは全て押さえ、一切の憂いがない状態で臨む性格でして……。
そもそも「蒼炎とは何か」を調べるところから始まりました。
蒼炎に行った方々のブログは何十と読み漁りましたし、オフに持っていくものから、参加者の年齢層や対戦歴、交流関係など……え待って、書いてて思ったけどこれストーカーか? そんなことないよな……??
その中でも特に感銘を受け、最終的に私が「この記事のおかげで蒼炎に行きたい決意が固まった」と言えるものが二つありますので紹介します。
①第1回蒼炎の優勝者が鹿児島在住
私はこの方とお話したこともなければ当然フォロワーでも何でもないのですが、周りのフォロワーに聞けば界隈ではとても有名な方らしいですね。
この記事の執筆時点では鍵垢になっているため詳細は不明ですが、この記事の最後に「鹿児島在住」とい書いているのを見て、「大規模オフで、同じ鹿児島在住から優勝者が出ている」という事実に胸が躍りました。
この記事を読んだ後、この方の構築を真似てまでランクマに潜ったぐらいです。
②私と同じ推しポケで蒼炎の予選抜けを果たした方
冒頭で「推しポケはジラーチ」と話していましたが、あれはポケモン対戦のことをよく知らない一般ライトユーザー向けによく話す内容で……。
私の古い方のブログでまだ記録が残っていたのでリンク貼っておきますが、どれぐらいフリージオについて熱意を持っているかは下記記事をお読みいただければ分かるかと存じます(剣盾時代はこんなにもポケモン対戦のことを考えられていたんだなぁ)。
さて私がフリージオ大好きなことは伝わったかと思いますが、そのフリージオを使って昨年の第1回蒼炎で予選抜けを果たしたヒルコンさんという方の記事を読んで、「私もフリージオと一緒に予選抜けしたい、あわよくば配信卓とか出たい」と意気込むきっかけとなりました。
本記事のタイトルは上記ヒルコンさんの記事のオマージュとしています。
私にとってはとても憧れの存在でしたが、特にフォローすることもなく遠くからひっそり眺めているだけでした。
この時は、まだ。
いざ大阪へ
蒼炎の開催が土曜日なのですが、受付は9時半、対戦開始は10時15分からと聞いていましたので、片道4時間半ほどかかる鹿児島からだと当日入りは不可能。前日から近くに泊っておく必要がありました。
ともなれば前日の仕事も早く切り上げないといけなかったため、上司に3か月前から休み希望を入れていました。
実家があるのでホテル代が浮くのはとてもアドバンテージになり、その点は良かったです。
ただ「親になんて言おう……」という、実家ゆえの別のハードルが立ちふさがっていたため悩みました。
周りのフォロワーさんは「オフに年齢なんて関係ない!」と言ってくれますが、そうはいっても四捨五入すればウン十歳を迎えるいい歳こいたオッサンが、親に「ポケモンのオフ大会があるんだ!」というのはさすがに絶縁体の如き抵抗力があり言えず……。
もちろん正直に話せば受け入れてくれるとは思うのですが、万が一うちの親がポケモンの話に食い下がってきた場合、私がポケモンのことを話せば話すほど社会人として致命的なボロが出やしないかという危惧もありましたので、うちの親には
「会社の出張でさ~あははは」
と偽装し、親からの攻(口)撃を回避することができました。
駅の長い長いエスカレータを登り、いよいよ新幹線へ……
なんてったって、普段リプとかDiscordぐらいでしか言葉を話さない方々と対面で会えて、しかも趣味が同じだし、楽しくないはずがないと思い、まるで修学旅行に向かう学生の気分のような高揚を全身に感じました。
ちなみに私は学生の頃から、上は北海道、下は鹿児島まで、まだ「出会い厨」という言葉がないぐらいのインターネット黎明期から、ネットで会った色々な方々とリアルで会っておりましたので、知らない人と会うことには一切の抵抗はありませんでした(よく美人局に合わなかったと思う)。
大阪へ向かう風景を新幹線の車窓から眺めながら、私はフォロワーのたまらしさんに構築相談をしていました。
たまらしさんとはそれほど連絡を取る機会は多くないものの、これまでにはチーム戦に誘ってもらったり、色々な対戦の考察や相談をしたりなど、私にとっては頼れる師匠でもあります。
今回は、私がガチグマを使うにあたってブリジュラスと対面することがあまりに多かったため、どのように対策しているか相談に乗ってもらいました。
たまらしさんは私に色々なブリジュラスの型や対策を教えてくれて、とても頼もしい存在でした。
まさか私が重力パなんてギミックで臆病最速の格闘テラスガチグマを使うとは夢にも思ってなかったでしょうね(万が一予選で鉢合わせたときのために型は伏せていました)。
この日の晩には、さきさん、オルフェさん、たまらしさんと合流して夕飯をご一緒しようぜ~という約束を交わしていたのですが、色々なアクシデントに見舞われてしまい私だけがフリーの状態になっていました。
しかも私も私で、新幹線の時刻を見誤り予定より1時間早く着いてしまったため、荷物を置くためにも一旦実家へ帰りました。
母「あれ、今日は会社の人と飲むんちゃうかった?」
ナ「せやねんけど、落ち合う予定の人が遅れちゃったみたいで~ははは」
この時は「出張で」という設定を若干後悔しました。
サプライズ邂逅
フォロワーの皆からはあまりに申し訳なさそうにされて、もちろん私も責めたりなんだかんだ言うつもりは一切なかったんだけど、それとこれとは話が別ってぐらいめちゃくちゃ暇だったので、皆と合流するまでは大阪駅周辺を探索していました。
これまでも帰省で大阪に行くことはしょっちゅうあったけど、行くたびに親戚と顔合わせることになってたから、新大阪駅と実家の往復でしかなかったのです。
だから梅田とか、新大阪駅以外の場所へ行くのは本当に十ウン年ぶりだったので、あまりの様変わりっぷりに大変驚きました。
一人でパシャパシャ写真を撮りながら「へぇ~」「ほぉー」とか言ってたので、どう見てもただのミーハー観光客です、本当にありがとうございました。
そうこうしていると、私が大阪にいることをタイムライン上で知ってくれた方が、私に声を掛けてくれました。
私にとっては最古フォロワーの一人である、ごじぃさんという方です。
ごじぃさんはお絵描きがめちゃくちゃお上手で、いつもタイムラインに上がる可愛らしいイラストを見て癒されておりました。
ごじぃさんとはイブニング・ポンコツ倶楽部、略してインコ倶楽部と称する仲間でして……朝方人間で夜はめっちゃ早く寝ちゃう人たちの集まりのことで、まぁあまり語るほどの話はないんだけれど(笑)
ごじぃさんとは何度か通話したもののお会いしたことはなく、忙しい合間を縫ってなんとか会いに来てくださるとのことで、思わぬサプライズの出会いに私のテンションは一気に最高潮に達しました。
私が慣れない梅田の地下街をさまよう中、同じくあまり地下街を慣れてらっしゃらないであろうごじぃさんが私を探しに来てくれて、二人でウロチョロしまくって汗だくになってようやく会うことができました。
ごじぃさんは若干息が切れ、額に珠の汗をかいていて、大変な思いをさせてしまったなと思うと同時に、そこまでして会いに来てくれたことがめちゃくちゃ嬉しくて、思わず涙が出そうになったことは本人には言ってません(唐突のカミングアウト)。
しかも即興でこのようなイラストまで描いてくださり、とても嬉しかったです。家宝にします。このサイズの額縁が世に存在していないか探してみたいと思います。
ごじぃさんは「お茶でもどぉ?(可愛い)」と誘ってくれたのですが、残念ながら残された時間はわずかで、ゆっくりする時間は取れませんでした。
ごじぃさんは梅田から新大阪駅まで着いてきてくれ、束の間ではありましたが楽しくお喋りさせていただきました。
会えると思っていなかったのでめちゃくちゃ舞い上がってしまい、うまく喋れたか分かりませんが、もっともっと色んなことを話したいので、また会いましょう!
ごじぃさんは株式会社スクナという集まりにも属している方で、そこの代表であるスクナ社長も私のことを気に掛けてくれていたようでした。私もなんとか会えたら良かったのですが、お互いすれ違いで会えずじまいでした。
次にオフで大阪に行ったときの第一目標は「スクナさんと会う」にしたいと思います!
Lv1同好会メンバーとの合流
Lv1同好会の3人とは21時40分過ぎに合流できました。その直前に「絶対あの人や……」といった風貌の方が目の前を通り過ぎたのですが、違ったら恥ずかしいので声はかけませんでした。なんとか戻ってきてくれて良かったです。
そして私は、オフでポケモン仲間と出会ったら、上の構図のように「お互いの𝕏(Twitter)のプロフィール画面を出し合う様子」を写真に収めるのが一つの夢だったので、それを皆にお願いして出してもらい、無事に収めることができました!
私の端末の時間が「3:40」となっているのは、私だけスクショだからです。
この構図はスマホが2台ないと撮れないので、使ってない予備を1台持っていきスクショ画面を見せ、メインのスマホで撮影した、ということになります。
事前に「お好み焼きが食べたい」とリクエストを頂戴しており、時間が遅くなってもいいように23時頃まで空いているお好み焼き屋を事前にリサーチしておきましたので、滑り込むように店内へ。
時間が遅いため待ち時間なく入れて良かったです。
オルフェさんはコダックが推しポケのようですが、シャツもコダックの柄を着てこられててとても可愛かった(男性)です。写真に収めるのを忘れていました、残念!
そこでお土産をいただいちゃったり(ナナホシは荷物整理でいったん帰った実家に置き忘れたので翌日渡した)、会えて良かったねと出会いの喜びを分かち合ったり、大会に向けた意気込みなどを話したりしました。
何が良いって、みんなお酒飲まない人だったので、私もあまり飲まないから助かりました。アルコール入らなくても全然楽しめたのが良かったですね。
お好み焼きを食べたあとは一旦解散し、各々の宿へ。私も翌日に備え、ぐっすり寝ました。
蒼炎会場
今回は大阪の「福島区民センター」というところを一日貸し切って行われました。
相棒のフリージオ(PTには入れてない)とともに写真撮影し、いざ中へ。
いくら初対面の人と会うのに抵抗がないとは言え、総勢200名近い人と一堂に会するというのはなかなか臆しました。
具体的には就活時代の合同企業説明会ぐらいの緊張感がありましたね。
この日もLv1同好会の3人と合流して中に入るつもりだったのですが、私が皆さんを探しきれず中まで入ってしまったと同時にちょうど受付が始まってしまい、私が一番にチェックインしてしまうという事態になってしまいました。
私のことを待っててくれたのに先に入っちゃってごめんね★
「あっ、これちゃんと座って綺麗に書いた方がいいやつー!」
って思ったのは、二つ目の「ナ」を書き終えたときでした。時すでにお寿司(そったすがた)。
後ろに沢山人が控えてたから仕方ないね。
区民センターということもあって、地元住民が利用可能な、ごく一般的なホールといった感じ。
こういうところでするんだなぁと妙に感心したものです。
少し遅れて3人と合流することができ、少なくとも私は他に知り合いがほとんどいなかったため、この日は4人セットでの行動が基本となっていました。
さきさんとたまらしさんがオフ経験者だったので、色々と教えていただいてありがたかったです。
また会場では、相互フォロワーさんのぼちもるさんもいました。ぼちもるさんは交流を初めてまだ日が浅く、動画配信者で色んな方と色んな企画をやっているというぐらいしか存じ上げませんが、今後も仲良くしていただけたらと思います。
他にもロリさんや、いかいおーさん、いかいおーさんが主催された異界祭で対戦相手になったあらたさん等も会場にいらっしゃったとタイムライン上で確認できましたが、話しかけるきっかけがなく、見つけることすらできない方もいました。
いかいおーさんのことはハンマーさん繋がりでフォロワーになったのですが、どんなやべぇ奴殿方なのだろうと思ってワクワクしていたので、次に会えたらもうちょっと性癖について掘り下げてみようと思いました。
予選開始
ここからは、冒頭の構築を使って戦った予選の様子をお届けしたいと思います。
アプリ「バトメモ」が使用可能だったので、一応対戦の記録はすべて取っていました。
スイスドロー(規定回数の対戦があり、勝ちは勝ち同士、負けは負け同士で対戦が続いていく)ではありましたが4敗で強制ドロップアウトというルールのため、0勝4敗での抜けは絶対に避けなければいけないという緊張感がありました。
予選1R TNラファエロさん(@LokeWard_Crow)→負け
メガニウムのぬいぐるみをお連れになってたのがとても可愛らしかったです。また対戦でも初手メガニウムを繰り出されました。こちらは初手ブリムオンで応対し、宿り木の種を撒かれずに済みました。続くドオーには、コンセプト通りイッカネズミに化けたゾロアークを投げ、相手は裏のミミッキュに即バック。その後はイッカネズミとゾロアーク、ドオーとミミッキュのサイクルを繰り返し、じり貧ながらも徐々に手ごたえを感じていました。しかし最後の打ち合いでドオーが悪テラスとなり、恨みつらみで押し切れずに負けました。初戦は敗北しましたが、この対戦で構築にかなりの手ごたえを感じ、あとは練度の問題だと思いコンセプトを貫き通すことにしました。
予選2R TNおおまつはぎさん(@ohmatsu_poke)→負け
相手の初手セグレイブに対しこちらは再びブリムオンで応対。氷柱針5回+氷の礫を耐えることは事前に確認済みでしたが、うち1回が急所に当たってしまいました。重力は発動できたものの、ミストバーストを打てずに落ちてしまいます。セグレイブと対面したときは初手ほっぺすりすりでも良かったかもしれません。しかも今回は何を間違えたのか「イッカネズミ+ガチグマ」を選出してしまい、結局セグレイブに3タテされて負けました。イッカネズミを出した時にセグレイブがゴーストテラスを切ったので、この対戦でも1Rの時と同じようにゾロアークを出していれば勝てたかもしれないと感じました。この結果は非常に悔しいものでしたが、同時に「やはりコンセプト自体は間違っていない」と確信を得ることができました。
予選3R TNヒルコンさん(@hillkong_pk)→負け
なんということでしょう、私が上で紹介した「私と同じ推しポケで蒼炎の予選抜けを果たした方」つまりヒルコンさんご本人と対戦できることになるなんて!! しかも私のトレーナーカードを見たとき「あ、これ見たことある。ツイッターでバズってましたよね」と言ってくださり、更に感激!!! なんて胸アツ展開!!! なるべく冷静を装ってはいましたが、内心めちゃくちゃ興奮して、もうぶっちゃけ対戦どころではありませんでした! しかも今回もしっかりフリージオを入れた構築で来られてて、もう感服しっぱなしです!
ヒルコンさんはエアームド・ハピナス・モロバレルという構成でしたが、こちらは基本選出のブリムオン、ゾロアーク、イッカネズミでゴリ押せると確信していました。しかもモロバレルはネズミざんで無償突破することができ、サイクル上は有利を取っていたはずです。しかし終盤のテンポをヒルコンさんに取られて負けました。この時はじめて、イッカネズミの鋼テラスを若干後悔しました。エアームドのボディプレや、ハピナスの火炎放射が受けられないからです。そしてこれで3連敗、もう後がなくなりました。
でも蒼炎行きのきっかけを作ってくれた憧れの人と対戦できたことはめちゃくちゃ嬉しく、まさか会えると思ってなかったので興奮度は限界を超え120%に達しました。その後、相互フォロワーになっていただきフリージオ同士で写真も撮ることができ、もう感動の連続でした。本当に感謝です。
ちなみに私のトレーナーカードはこちらです。
ひむろのめん #みんなの推しポケフォトコン pic.twitter.com/bAiHkxdw3L
— ナナホシ@Lv1ルール布教者 (@nanahoshiSKY) 2024年9月8日
予選4R TNユイさん(@ama_haste)→勝ち
Lv1同好会の他の方が1勝、2勝していると聞き、0勝の私は焦っていました。相手はクエスパトラ、ブリジュラス、ミミッキュです。裏にはドラパルトもいて、「見せ合いの時点で相手に鋼かゴーストが計3匹以上でたらイッカネズミは選出しない」と決めていたので、ブリムオン+ゾロアーク+ガチグマで挑みました。初手でクエスパトラに麻痺を入れられた功績が大きく、相手のシャドーボールに倒れてはしまいましたが、ガチグマに扮したゾロアークを出して恨みつらみで突破できました。その後のブリジュラスは恨みつらみを一発当てたあとゾロアークが先に戦闘不能となり、ガチグマの真空波で削って倒しました。最後のミミッキュとガチグマ対面、相手は剣の舞でこちらは大地を打ち化けの皮を剝がします。ここで、今の環境にいるミミッキュはドレインパンチ持ちが多いということを感覚で知っていたので、弱点を突かれないよう格闘テラスしました。相手はステラにテラスタルしドレインパンチを選択しましたが、格闘タイプとなったガチグマを落とせず、返しのブラッドムーンで初勝利を収めることができました。「見たことないガチグマだ」と言われ、鼻が高い思いでした。
予選5R TN雑踏僕らの街さん(@Crocrosil_poke)→勝ち
ここで5戦目にして初めてサーフゴー入りと当たりました。サーフゴー入りには、イッカネズミに化けたゾロアークで奇襲をかけるのが最も良いと感じ、先発ゾロアークを出します。相手はガブリアスでしたが、予想通りサーフゴーに即引きしたので、眼鏡うらみつらみで無償突破することができました。さらに続くガブリアスも、恨みつらみ1発では落とせませんでしたがAダウンの追加効果で地震を耐え、粘りに粘って相手の削りに貢献。残り1体はカイリューでしたが、イエッサンとイッカネズミをコンセプト通りに展開して見事勝利しました。本構築でやりたかった理想の動きを再現できたと思います。
予選6R TNkmsmnさん(@kmsmn4)→負け
見せ合いでサーフゴー、コノヨザル、ドラパルトとゴーストが3匹もいたためイッカネズミが出せず、しかしサーフゴーに一矢報いるためこちらは先発ゾロアーク、裏にブリムオンとガチグマという、ややコンセプトから離れてしまった選出となってしまいました。この対戦で分かったのは、この構築において2匹目にブリムオンを出すのは弱い、ということです。技構成を見れば分かる通り先発で起点作成するのが役割なので、ゾロアークが倒れてしまったあとは相手のクエスパトラをいなすことができず負けてしまいました。
結果、4敗となりドロップアウト(棄権)となりましたが、構築に対する練度不足で負けてしまったものと思います。もっと腕を磨いて、構築の練度を高めたいと思いました。これがポケモンバトルですよね!
お昼休憩
近くに昼食をとれる場所が少なく、入れそうな店はお昼時ということもあってほとんど埋まってたので、回転が速い王将にLv1同好会のみんなと食べに行きました。
たまらしさんが見事予選抜けを果たし、それゆえゆっくり昼食を摂れず早々と言ってしまわれました。ちょうど食べ終わるぐらいのタイミングで敗戦の知らせを聞き、皆で悔しい気持ちとなりましたが、気持ちを切り替えて午後はLv1同好会の方々とフレ戦しました。
蒼炎ではサイドイベントとして、予選敗退した方向けの対戦イベントがありましたが、とりあえずゆっくり食べたかったし、せっかく皆で集まってるから一緒にいたいということで、我々はサイドイベントに参加しませんでした。
盤外1R TNさきさん(@saki07769738871)→勝ち
これ見たら「えっ!? それもオフレポに書くの!?」って言われそうだけど、せっかく蒼炎構築で対戦できたので書きます。
Lv1同好会のさきさんとのフレ戦では、対戦前にこちらの手の内を明かしてしまった(重力)のですが、あえて重力を使わずにガチグマ・ゾロアーク・イッカネズミという選出でした。というのも、予選はBO1ですが本戦はBO3なので、連戦に備えて複数のプランを念のため用意していたのです。だから「ギミックがバレても勝てる」ような動きは事前に想定していました。
初手ガチグマとサーナイト対面、まさかこちらのガチグマが最速とは思ってなかったので、耐久振りのサーナイトを上から倒すことができました。続くカイリューとブリジュラスは、ゾロアークとイッカネズミでごり押しで勝てました。分からないと厄介だけど、分かってたら分かってたで別の厄介さがある構築だと思っています。また、イッカネズミは重力や広角レンズのサポートがなくとも6,7発ぐらいは普通に当ててくれますし、それぐらいで落とせますので普通に強かったですね。
盤外2R TNオルフェさん(@darumaking777)→勝ち
オルフェさんにも型はバレていましたが、やはりゾロアーク・ガチグマ・イッカネズミという選出で翻弄することができました。ヒスイゾロアークはアローラキュウコンの上から動けるのが偉く、続くサーフゴーとガブリアスも高火力の押し付けで突破できました。後から聞くと、やはりさきさん同様相手にしづらい構築だったようです。
盤外3R TNナラたまらしさん(@shanon48799)→負け
なんやかんやしてカイリューにメガネトリックすることには成功したものの、逆鱗でふつーに3タテされました。それはそう。相手にハッサムが見えたのでブリムオンを出すことができなかったのですが、そうなるとドラゴン技の通りがめちゃくちゃ良くなってしまうのがこの構築の弱点ですね。
結果、盤外戦を含めると蒼炎構築の戦績としては4勝5敗という結果でした。
みんなで観戦タイム
たまらしさんの相棒であるソウブレイズくんが、みんなのために蒼炎本戦の配信の様子を見せてくれました。
みんなで見ながら、あーだこーだ、どーだそーだ言ってました。
ここからはYoutubeの配信動画と同じ内容の鑑賞となりますので、特筆すべきことはありません。
終焉、そして解散
朝10時から始まった蒼炎は、21時頃にようやく終わりを迎えました。
出場者はもちろん、運営も長きにわたっての準備、当日の進行など大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
さきさんとたまらしさんは別動隊と合流されるようで、ここで解散しました。
最後に、憧れのヒルコンさんと、もう一人のフリージオ使い(?)であるネリジオさんと、3人でフリージオのショットを撮って相互フォロワーとなり、蒼炎は幕を閉じました。
余談ですが、最後に片づけた机の数は私が一番多いだろうと自負しています。えっへん。だから何だ。
3日目、後日談
Lv1同好会の3人とは、なんと翌日もご一緒でした。みんな私に付き合ってくれるとのことで、私が行きたいと言っていたポケセンに着いてきてくれました。ありがたすぎる、マジで。
しかしながら今度は私が予定があり、一足先に買い物を済ませて解散することに。ここで本当の解散となりました。
三日間、私の色々な要望に付き合ってもらい、本当にありがとうございました。
最後のフォロワーとの出会い
で。この日はもう一人会う約束をしていた人がいました。鍵垢なので名前は伏せておきますが、上に書いたごじぃさんと同じぐらい最古のフォロワーです。私、普段Twitterでは敬語で接することがほとんどなんですが、初対面でも普通にタメ口で喋れる唯一の相手です。実際最初からタメ全開でしたね。初めて会ったけど初めて会った気がしない。そしてイケメンでビビリ散らかしました。向こうも私をほめてくれたので、今回は引き分けってことね(?)。
そのあと彼の車で梅田から新大阪駅まで送ってもらい、紳士的な振る舞いにドキドキしながら別れを告げました。
こうして私の、長い3日間は幕を閉じました。
③初めてオフへ行く方へ:あって良かった持ち物
オフレポは以上となります、ここまで読み進めていただきありがとうございました。
最後に、私と同じようにこれから初めてオフへ行かれるという方がいましたら、参考までに私が準備したもの、あって良かったものを挙げさせていただきます。
私も色んなブログを見て参考にさせていただきましたので、私の記事がまた誰かの参考になり、オフの輪が広がることを微力ながら願っております。
今日の夜勤を頑張れば、いよいよ明後日は大阪入りだ!
— ナナホシ@Lv1ルール布教者 (@nanahoshiSKY) 2024年9月18日
年甲斐もなくポケモン全開で、どんな若人よりもはしゃいでやる!!
ランクマはさっきやっとスパボ級に上がったとこだ!
参加者は3桁台がゴロゴロいるらしいから1勝でもできればヨシ!#ナナホシの蒼炎オフレポ pic.twitter.com/tg0DUVQC2y
ナナホシ的:必須級持参物
【NintendoSwitch】【ポケットモンスターSV】
ポケモンSVの対戦オフなんだから、当然と言えば当然。
【Switchケース】
Switchを入れるケース。遠方から来る人はカバンの中に入れて持ち歩くと思うので、本体を大切に扱って万全の状態で臨んでほしい。
ちなみに、対戦ごとに再起動しておくと、不意の障害で接続が切れるリスクを軽減できるぞ。
【Switchスタンド】
Switch本体にもスタンドはついていますが、できれば浮かせて立てられるものが良いです。なぜなら後半戦はSwitchの充電がなくなるから。充電しながら立てておけるようなスタンドが良いと思います。どんなのか分からない場合はDMでもリプでもお気軽にお尋ねください。
【Proコントローラー】
Switch本体に付属されているリモコンは誤操作しやすいため、できればリモコンは切り離してバッグにしまい、別のProコンがあると良いでしょう。
あとリモコンを分離して机の下で操作すると、相手に入力を悟られないという気付きを2戦目にして得ることができました。入力し終わって手を遊ばせているか、最後まで真剣な表情で手元を見せないかでも、オフの対戦状況は変わってくるような気がします。
【携帯型充電器とケーブル】
いわゆるモバイルバッテリー。スマホの電池もSwitchの電池もなくなりがちなので、最低でも10000mAhは必要。私は10000mAhと20000mAhとの2つを持参したけど、10000mAhの方は午前中で充電がなくなるぐらい使った。午後の本戦やサイドイベントに出る人は、予備のバッテリーとなるものが必要と思います。当然、充電ケーブルも断線等の事故防止のため2本以上持っておくと良いです。
【推しのぬいぐるみ等グッズ】
あれば尚可どころの騒ぎではない。必須です。初対面の人と、対戦の事以外で何喋っていいか分からないとき、相手の卓にぬいぐるみが置いてあるとそれだけで「わわっ、かわいいですね!(2オクターブ上昇)」という会話の発展に繋がります。そしてこちらも持参したぬいぐるみを添えて「一緒に写真撮って良いですかっ」と言えるきっかけを作ります。これ陽キャ陰キャとか関係ないです。ぬいぐるみ一つで「なんでそのポケモンが良いんですか」という話になるし、当然相手は最推しを持ってきているはずですので、話のネタに困らない。なんなら延々としゃべってくれます。相手が喋ってくれればこちらは無理に喋れないで良いので、聞いているだけでコミュニケーションが完結するので楽です。私は必須級だなと思いました。
【その他、衛生用品】
ハンカチやティッシュはもちろん、ブレスケアやマスクなんかもあったほうが良いでしょう。もし会場近くのご飯屋さんが中華しかなかったら? 会場内をニンニクのにおいで埋め尽くすつもりですか?
あと私のような年配(!?)の方は、体臭も気にした方が良いかもしれません、制汗スプレーや汗拭きシート、汗を拭くタオルなどあれば紳士的です。スメハラはだめ、絶対(自戒)。
【財布、交通系ICカード】
語るべくもないですが必須です、忘れ物にはご注意を。
あれば尚可、推奨とされる持ち物
【タックシール】
私はSwitchや充電器、ケーブルなど、「恐らくほぼ全員が持ってきているであろうもの」には、事前にテプラで作った名前シール(TwitterIDを記載)を貼っておきました。スタンドにも貼ったりして、全部で5,6枚ぐらいは使ったと思います。
【時計(タイマー)】
構築上、長期戦が予想される場合はタイマーなどで時間を計測しておいたほうが良いでしょう。ちなみに今回のオフでは、アプリ「バトメモ」が使用可能でして、そこにタイマー機能がついていたので結果的に私は不要でした。
アプリを使わず、対戦記録を紙とペンで取っている人もいましたね。
【折り畳み傘】
雨の予報があろうがなかろうが、バッグにスペースがあるなら忍ばせておいて損はありません。「備えあれば憂いなし」です。
同じ理由で、靴下の替えもあったほうが良いと思います。
【ポケモンのデザインをあしらった衣服やアクセサリー】
推しポケで統一されていると更に好感度アップ(?)です。
【目薬・ほっとアイマスク】
常識的に考えても、朝の10時からほぼ丸一日、何かの画面を見続けるというのは結構疲れます。私は午後から眼瞼攣縮(眼精疲労によりまぶたがピクピクと痙攣すること)が起こりっぱなしでした。決して年齢のせいではないです。
【お土産(300~500円程度の、手が汚れないお菓子)】
誰かと会う約束をしてオフ会に臨むのであれば持参が推奨されます。遠方から来ている場合は、名産品を持っていくと話題になります。また、会う約束はしていても実質初対面ということも多いと思いますので、相手の好みなどは特に考えなくて良い(考えられない)と思います。よほど珍しいものでなければ、大抵は受け取ってくれるはずです。カバンに入れても潰れない柔らかめのお菓子か、包装がしっかりされているものが良いでしょう。せんべいなどの割れ物や、生もの、汁など水分を多く含むもの、手がベタベタして食べづらいものは避けたほうが良いでしょう。
おわりに
ようやく全部書き終えたところで文字数を見たら、ついに2万文字を突破していました。過去最長の記事になりそうです。
ここまで読んでいただき、重ね重ね感謝申し上げます。
まだまだ語りつくせぬ細部の様子もありましたが、それはまた別の機会に……。
次のオフが楽しみですね!
#ナナホシの蒼炎オフレポ の軌跡を動画にしてみました、使用している素材に問題がございましたらすぐに削除いたします。
— ナナホシ@Lv1ルール布教者 (@nanahoshiSKY) 2024年9月23日
関わった全ての方へ、改めて感謝御礼申し上げます。
多くの人に見ていただき、少しでもオフに興味を持ってもらえたら嬉しいです!#蒼炎 #蒼炎2 #蒼炎オフ #ポケモンSV pic.twitter.com/UCWrk7PDme